残存歯と生涯医療費の関連性|小田急相模原の歯医者「松が枝町歯科クリニック」の医院ブログ

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残存歯と生涯医療費の関連性

 

若い頃は病院と無縁だった方も、年齢を重ねるにつれて病院を受診する機会が増えてくるのではないでしょうか。生涯医療費とは一生にかかる医療費の総額を言いますが、生涯医療費の約半分は70歳以降が占めていると言われています。この生涯医療費ですが、残っている歯と関わりがあることをご存知でしょうか。

 

■70歳以降は病院を受診する機会が急増する

風邪をひいても一晩で治り、病院など無縁だと思っていた方も、年齢を重ねるごとに糖尿病や高血圧などの生活習慣病や、腰痛、ひざ痛など体の痛みなどに悩まされることで医療機関を受診する機会が増えることと思います。体の各細胞や組織は若い頃と比べるとどうしても機能が衰え、体のあちこちに不調が出てくるのも致し方ありません。

この状況が、生涯医療費の半分は70歳以降が占めていることに繋がるものと結論付けられているのでしょう。

 

■歯周病は高齢になるにつれ罹患率が高くなる

では口腔内に目を向けてみましょう。歯を失う2大原因は虫歯と歯周病ですが、年齢が上がるにつれ、歯周病に罹患する確率が非常に高くなり、歯周病によって歯を失う方も多くなる傾向にあります。

適切なメンテナンスやケアを行うことで歯を長持ちさせることは可能ですが、歯周病と気付かずにそのまま放置することで、歯が抜け落ちる、あるいは抜歯となることでご自身の歯が少なくなってしまうのです。

 

■歯の数が多いと医療費を抑えることができる

残存歯とは、残っているご自身の歯の本数のことです。

残存歯が多いとしっかりと食べ物を噛むことができるため、体の健康だけでなく噛むことで認知症を予防することができるなど、良い影響を与えます。

最近では歯を残すための予防歯科が推進されており、歯を守ることは体の健康を守るためにも大変重要であると認識されつつあります。

 

残存歯が多いが多いことで得るもうひとつのメリットは、医療費を抑えることができることです。ご自身の歯が残っていることでい生涯医療費を削減することができることが注目されています。

自分の歯でしっかり噛むことで体の健康を助け、医療機関の受診を抑えることができることは、残存歯が体の健康に大きく繋がることを証明していると言えるでしょう。

 

生涯医療費を削減するためには、ご自身の歯を長持ちさせること、そしてそれは定期メンテナンスに通うことで歯の病気を予防し、歯周病などのトラブルを早期発見、早期治療を行って悪化を防ぐことにも繋がります。

 

積み重なる医療費を少しでも削減させるためには、まず歯の健康を考えた日常生活を送ることを考えてみてはどうでしょうか。